子どもの体験奨学金事業 「ハロカル」の参画パートナーになりました。
「子どもの体験奨学金事業 ハロカル」とは、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)が運営する子どもの「体験格差」解消を目指す事業です。この度、studio杭はその事業の参画パートナーとなりました。
子どもの体験奨学金事業 ハロカル
https://cfc.or.jp/helloculture
ハロカル(Hello Culture & Hello Local)は、家庭の経済状況により生まれる「体験格差」を解消するため、経済困窮家庭の小学生に対して、スポーツ・文化芸術活動・自然体験等で利用できる給付型奨学金を提供する事業です。
・年収300万円未満の家庭の小学生の約3人に1人が、直近1年間で学校外の体験が「何もない」
・体験活動への年間支出額は、世帯年収により2.7倍の格差が存在
・経済困窮家庭の56.3%が「経済的な余裕がないから」という理由で体験活動を諦めている
(CFCが全国の小学生保護者2,097人に実施した調査結果より)
というデータがあり、体験格差は深刻な社会課題となっています。
私たちstudio杭は「表現はもっと身近で隣り合っているもの」と考えており、表現と居場所活動である「キッズパフォーマンス集団ほしかぜ」も、表現や芸術に触れる機会や体験の格差を地域課題の一つとして取り組んできました。
ハロカルは、「学習」をメインとする学習塾などの習い事ではなく、文化・スポーツなどの「体験」を軸にしており、なおかつ、そこに住む人と人、地域とのつながりを大事にしていく事業です。(学習塾に対しては別の「スタディークーポン」という取り組みをされています。)
studio杭は、地域と連携しながら、子どもたちの社会的なつながりを広げ、豊かな体験機会を提供していくハロカルの考え方や取り組みに共感し、参画パートナーとなることにいたしました。
ハロカルの利用者は、クーポンの利用を他者に知られることはありません。
ハロカルについての詳細は、チャンス・フォー・チルドレンのHPをご覧ください。
